Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0勧告

Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0勧告

Posted on 23. 12月, 2008 by kazumissimi in Diary

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Delicious
Share on Facebook
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip

先日、2008年12月11日、ついに「Web コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 2.0」(通称WCAG2.0)が、別サイトへ移動します W3Cより勧告されました。

別サイトへ移動します WCAG2.0(勧告Ver.)原文(←英語です) (別サイトへ移動します World Wide Web Consortiumサイト内)

WCAG2.0の日本語訳は、「勧告」の前段階の「勧告候補」のものであれば、以下のサイトからご覧いただけます。

別サイトへ移動します WCAG2.0(勧告候補Ver.)日本語訳 (別サイトへ移動します 財団法人日本規格協会サイト内)

※この日本語訳は、あくまで「勧告候補」の段階のものであり、最終的な「勧告」で発表されたものと若干異なっております。

この「勧告」に伴い、来年9月に改定される、「アクセシビリティ規格JIS X 8341-3:2009」(通称:アクセシビリティJIS)が、ほぼWCAG2.0の内容と、同内容になる予定です。

日本には、Webアクセシビリティ規格として、
別サイトへ移動します JIS X 8341-3:2004 「高齢者・障害者等配慮設計指針- 情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス- 第3部:ウェブコンテンツ」(現在利用されている2004年版の技術解説書)が存在しています。

従来までの2004年度版アクセシビリティJISは、別サイトへ移動します W3Cの提唱していた、別サイトへ移動します WCAG1.0とはとらえ方など、さまざまな点で大きく異なっている部分が多く、Webの制作業界では色々と配慮が必要でした。

しかし、来年9月に改定される、アクセシビリティJISの2009年度版が今回勧告された別サイトへ移動します WCAG2.0と同等の内容になるとすると、今の段階から、対応の検討など、いろいろと施策を練る事が出来るかと思います。

まだまだウチの会社では、アクセシビリティに準拠したサイト制作をしている案件は少ないのが現状です。

しかし、9月のこのアクセシビリティJISの改定により、様々な企業が(特にアクセシビリティへの配慮などを掲げているコーポレートサイトなど)サイトの改修を求める企業が多く出てくると思います。

来年9月に向けて、その様な提案を盛り込んで行くことを今から準備されてみてはいかがでしょうか。

さて、ちょっと色々資料つくってみるかな。。。

Tags: , , ,

One Response to “Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0勧告”

  1. [...] 以前、当ブログでも取りあげましたが、 W3Cより勧告された「Web コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 2.0」(通称WCAG2.0)関連の話題です。 このWCAG2.0(勧告Ver.)の、日本語訳が公開 [...]

Leave a Reply